パワハラ上司、真人(まひと)が虎杖に説教をはじめ出した。
どーせお前は!!有給休暇とか!!福利厚生とか!!
その程度の認識でこの会社に来たんだろ!!
甘えんだよ クソガキが!!これは戦いなんだよ!!
間違いを正す戦いじゃねえ!!正しさの押しつけ合いさ!!
ペラッペラッの正義のな!!
そんな事にすら気がつけない奴がどうして俺に勝てるよ
なあ虎杖悠仁
辞めた人間を数えたことはあるかい?ないよな 俺も 俺も
辞めた人間の数とかマジどーでもいいもん
オマエの事もそのうち忘れるさ
虎杖「俺は…もう 働けない…!!仲間がいっぱい辞めたんだ
だから 俺はもっといっぱい…… 人を助けなきゃって だけどできなかった!!
俺はただの偽善者だ!!俺が信念だと思っていたものは
俺のための言い訳だったんだよ!! 俺はもう 俺を許せない」
東堂「虎杖…オマエ程の漢が小さくまとまるな 俺達は同じ部署だ 俺とオマエと!!
釘崎!!mr.七海!!あらゆる仲間 俺たち全員でワンチームなんだ!!
俺たちが辞めてない限り 辞めいった仲間達が敗北することはない!
罪と罰の話ではないんだ この会社という道を選んだ時点で
俺達の人生がその因果の内に収まりきることはない 散りばめられた辞めた意味や理由を見いだすこと
は時に辞めた人間への冒涜となる!! それでも!
オマエは何を託された?今すぐ答えを出す必要はない
だが答えが出るまで決して足を止めるな それが会社員として生きる者達へのせめてもの罰だ」
「後は頼みます」
「ごめん七海さん、楽になろうとした」
「罪すら逃げる言い訳にした」
「俺、七海さんの分までちゃんと苦しむよ」
おかえり
応!!