高専にもどった七海だが、漏瑚(じょうご)真人(まひと)にボコボコにされる
今はただ君に感謝を
必要ありません
それは大勢の方に頂きました
悔いはない
マレーシア…そうだな…マレーシア…クワンタンがいい…なんでもない海辺に家を建てよう
買うだけ買って手をつけてない本が山ほどある
一ページずつ今までの時間を取り戻すようにめくるんだ
…疲れてた 疲れてたな そう疲れてたんだ、もう充分やったさ
そして高専時代に亡くした親友、灰原が現れる
灰原、私は結局何がしたがったんだろうな
逃げて、逃げたくせにやり甲斐なんて、曖昧な理由で戻ってきて
駄目だ灰原、それは違う言ってはいけない
彼にとって“呪い“になる
虎杖君
後は頼みます。
あとがき、親友をなくし逃げブラック企業で働く七海、高専で働く七海もどちらもない物ねだりな感じがせつないです。
うんちく、本編では、灰原は下半身をなくし亡くなっています、七海は上半身をなくし亡くなっています。