ブラック企業に務めてはや15年、いまだに社畜勤務をしています。
時は15年前にさかのぼり、怒涛の日々を書いていきたいと思います、ぜひ新しく仕事を探している方は参考に。同じブラック企業にお勤めの方は共感してもらえると光栄です。
それでは社畜ブログを楽しんでください。
時は平成、ルーズソックス、細眉、ヤマンバギャルが街をひしめきあう中。
僕は240円を握り締めながら、喉の渇きとタバコを吸いたいという欲求にかられ部屋の中をのたうち回っていた。
当時タバコが240円、ジュースが120円、どちらかに軍配を上げないといけないと右往左往しながら寝転び頭をフル回転していた。
「あっ」
僕の頭の中に、閃光がはしる
僕はサンダルを履き街へ走りだした。
2、3分走った先にはタバコ屋がガラガラッ。硝子のスライドドアを開く、中には誰もいない、昔ならよくある事だ、しばらくすると奥からおばちゃんがでてきた。
「おばちゃんショートホープ、一箱頂戴!」
『あいよ』
おばちゃんに120円を渡した。
当時、マイルドセブン(現、メビウス)、セブンスター20本で240円、ショートホープは2箱で240円だったのでタバコ屋なら一箱で買えた。
格安自動販売機で100円のジュースを買い、その場でジュースを一気に飲み干した。
「あーー」喉を潤して、帰り道にタバコをふかしながら、ニコチンを満たす。
あの味は、今でも僕の脳裏に刻まれている。